古建築探訪 応夢山 定光寺

多治見から土岐川(庄内川)沿いを下り、JR中央線 定光寺駅付近「城嶺橋東」交差点を左に折れて坂道を登っていくと、そこに定光寺はあります。

道沿いに駐車場がありますが、足腰に自信のない方はその手前を左折するとお寺の脇にある駐車場へ行けますが、私の個人的な感想からすると、道路沿いの駐車場からのルートの方が風情があって良いように思います。

 

応夢山 定光寺 (臨済宗 妙心寺派)

建武3年(1336年)に平心処斎によって開かれた禅宗寺院

愛知県瀬戸市定光寺町

本尊 延命地願王菩薩

 

本堂: 国指定重要文化財

源敬公(徳川義直)廟:  国指定文化財

その他愛知県、瀬戸市指定文化財多数

 

県道沿いの駐車場の道向かいに参道があります。

ここから5~10分程登り坂を上っていきます。

参道脇には小川のせせらぎがあり、なかなか良い風情を楽しみながら進みます。

私は西国33か所や四国88か所を巡った事がありますが、参道脇に小川が流れている所は余り記憶に無くちょっと新鮮な感じがしました。

山門にたどり着くと銀閣寺の向月台の様なオブジェがお出迎えです。

そしてこちらが本堂。

この建物は創建当初のものではなく天文元年(1532年)に火災で焼失したものを同3年(1534年)に再建。その後昭和12年(1937年)の解体修理の際に屋根の形を変更、現在の禅宗様の入母屋造りに復元したとの事。

ご本尊は延命地蔵願王菩薩さん・・・

実は本堂は奥にある源敬公廟を拝見した後に覗いたのですが、この写真を撮影した途端他のお客さんがいっぱいいらっしゃってしまい、その後じっくり建物を拝見できませんでした。。。

そんな訳ではありますが、定光寺さんちょっと涼を求めていらっしゃるに良い場所ではないでしょうか・・・

 

つづく・・・