古建築探訪 武並神社

武並神社は恵那市大井町にある神社で主祀神は大国主命、誉田別命、少彦名命の3柱。社格は郷社となっている。

国指定重要文化財:本殿 永禄7年(1564年)創建

この本殿は桁行3間、梁間2間の身舎の前面に3間の向拝を持つ入母屋造りの社殿で、建物の高さが低いのに比べて軒の出が深い為落ち着いた印象を受ける。

また、源頼朝、頼家、実朝の鎌倉3将軍を祀るともいわれている。

※文化遺産オンラインより引用

武並神社は国道19号で阿木川を渡ってすぐの交差点付近にありこの交差点を渡るとすぐに駐車場の案内が見えてくる。

駐車場からは参道脇につながっており、すぐに写真の様な拝殿が見えてくる。

拝殿も檜皮葺の立派な建物であるが、伊勢神宮の遷宮に伴う下賜で移築された建物の為か残念ながら文化財指定は受けていない。

さて、今回のメインディッシュである本殿なのですが、神社建築でよくあるように本殿近くに立ち入れないように柵で囲ってあり、脇からの撮影しかできなかった。

もう少し近くでまじまじと眺めたかったのだか致し方なしです。

古建築を眺めるという目的としては今一つですが、国道脇であるにもかかわらずこれだけの澄み切った空気感はちょっと驚きで、そういった意味でも一見の価値はあるのではないでしょうか。